ボーカル用ハンドマイク比較特集

前回の特集"コンデンサーマイク比較"ではマイクにはキャラクターが有り、好みや用途に応じて選ぶことになるとご紹介させて頂きました。

ボーカル用ハンドマイクにおいては、さらにメーカー・機種によってそのキャラターがハッキリしている印象を受けます。本ページではサンプル音源を中心にボーカル向きハンドマイクの比較・検証をさせて頂ければと思います。

マイクレビューご協力

今回も広島県福山市のライブハウス&レコーディングスタジオの「福山Cable」のエンジニア出原氏にサウンドチェックとデモ音源製作を依頼。ステージでの集音を想定し、ボーカルモニターはヘッドフォンではなくあえてフロアモニターを使用し収録。実践的なサウンドチェックをして頂きました。

出原さん:

マイクの音色はとかく ・高域が出る ・低域が出る など周波数特性の話になりがちですが、それ以外にも音の立ち上がりや食いつき、周辺の音の被り具合などがとても重要です。
高域がとてもクリアなマイクがヌケが良いか?といったらそうでも無いこともあります。
例えばAE6100で書いたようにマイクの周辺で他の高域楽器が鳴っている場合、エンジニアはバンド全体の音を考えEQで高域を削らざるを得ないかもしれません。そうなるとせっかくの特徴が活かしきれません。
マイクの音色は ・バンドやオケ(トラック)の音数や音色の寄り方 ・使用会場のスピーカーシステム ・オペレートするエンジニア など様々な要素で大きく影響を受けます。
ですので、男性Voだから女性Voだから、ラップだから歌だから、という括りでなく下記を参考にして頂き、ご自身の利用環境に落とし込んでシュミレーションしてみて貰えると良いかと思います。
あなたの良き相棒探しのヒントになれば幸いです!
※マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★が多いほどマイクの正面直近から離れても音質が変化しにくいが、他の音の被りやハウリングも多くなる可能性がある。

音源協力

イモトショウタ
福山市を拠点に活動中のシンガーソングライター。
ゲストボーカルとして参加しているKilonova 1st single 『サマーレンダ』各種サブスクリプションにて配信中。

レビュー協力

福山Cable
2010年、福山市初となる本格的な音響・照明を備えたライブハウスとしてオープン。
ライブハウスを軸に音楽文化発展を目指し下記業務を執り行う。
リハーサルスタジオ/レコーディングスタジオ/音響レンタル/イベントサポート

「いい音楽は、つづけられる」そして、
「より良い音を追求する」ライブハウス。

サウンドエンジニア 出原 亮
野外フェス『hoshioto』全面サポート。福山のライブハウス福山Cableのオーナー兼エンジニア。
サウンド構築のための、学生や一般を対象に各種セミナーやワークショップを主催。

テスト環境

福山Cableのステージを使用
ボーカルマイクをYAMAHA Rio3224-DにてHA-AD(マイクを変更してもHAのGainは固定)
ボーカリストはヘッドフォンを使わず、フットモニターにてモニタリング
DnateNetworkによって分岐しDAWにてレコーディング

サンプル音源について:

ボーカル収録ファイルのラウドネス値を計測し同じ値に統一してオケとミックス
ミックスはEQ Comp不使用、ごく薄くReverbを追加
曲の頭はオケトラックは無しでフェードインしてきます(音被りの参考に)

試聴方法について:
音声ファイルは"48kHz/24Bit"にて保存してあります。モニタースピーカーやモニターヘッドフォンでのご視聴をお勧め致します。再生環境(ヘッドフォンやスピーカー)により音の聞こえ方が変わることにご留意ください。
レビュー内容について:
本特集にはプロモーション広告は含まれておりません。フラットな立場での率直なレビューとなっております。また、レビュー内容は販売店で加筆せずに掲載しております。

コラム:ハウリングしにくいマイク!?

ボーカル用ハンドヘルドマイク(以後Voマイク)でたまに見かける「ハウリングマージンが高い」(ハウリングしにくい)という謳い文句を私は参考にしてません。
というのも、ハウリングははスピーカーシステムと対になって起こる現象ですので、Voマイク単体での評価としてはふさわしく無いと考えているからです。
大雑把にいうと高域に寄っているスピーカーシステムで高域が出やすい(マイクA)と低域が出やすい(マイクB)を使えば当然マイクAの方がハウリングし易いです。
他にもハウリングには様々な要因が複雑に絡み合います。その中で1つ例をご紹介したいと思います。
「超単一指向性だとハウリングマージンが高い」と言われることがありますが、果たしてそうでしょうか?

図AはSM58の指向性の図です。
0°がマイクの正面、そのちょうど真裏180°の所に注目して下さい。
1kHzの線は-20dB辺りを示しています。

次に図B これはBeta58Aの指向性の図です。同じく180° 1kHzの所の目盛りを読むと-8dB程度。
これは、2つのマイクの正面にて1kHzが同じ音量になるようにGainを揃えると、丁度反対側(180°)ではBeta58のほうがSM58より12dB(20dB-8dB)も1kHzは大きくマイクに入って来ることを意味します。
マイクの丁度反対側には、、、そう、モニタースピーカーがありますよね。

モニタースピーカーから出てくる音が再度マイクに入って、またモニタースピーカーから出ての繰り返しがハウリングということは皆さんご存知だと思います。
反対側の1kHzにおいては「SM58(単一指向性)のほうがBeta58(超単一指向性)より12dB分ハウリングしにくい」という事です。

では120°の所をみて下さい。同じく1kHzだとSM58は-10dB、Beta58は-20数dBとなっています。
120°側からの1kHzにおいては「SM58(単一指向性)のほうがBeta58(超単一指向性)より10数dBハウリングしやすい」という事が読み取れます。

実際のライブで起こるハウリングはこの他にも、顔面やメガネの反射や、口腔内の共鳴、スピーカーの周波数ごとの指向性のバラつき、ハンドマイクによる場所や向きの移動など、様々な要因が複雑に相互作用します。

SHURE BETA58A

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:★★

安心して聞ける音。Beta系はヌケ感をクローズアップされがちだが、中低域の押しの強さが個人的には真骨頂だと思っている。バンドやオケ中でも存在感がキープ出来るのでオペレーションしやすい。それに対しての高域も程よくありバランスの良いマイク。歌ってもピッチが把握しやすく、SM58環境からの変更でも歌い手側、エンジニア側どちらも違和感なく扱えると思う。

■サンプル音源

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SHURE BETA58A

迫力のある豊かなで洗練されたサウンド。あなたは、自分のボーカルにふさわしいマイクロホンを使っていますか? BETA® 58A は何十年にもわたり、世界中のビッグステージの第一線で、ボーカルを豊かに響かせてきました。聴衆全員を魅了するサウンドをお探しなら 、このマイクロホンをお試しください。

オススメ

SHURE BETA57A

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:-

大枠BETA58と近い所のキャラクター。こちらの方が中高域にサチュレート感を感じる。時と場合でそれが歪み感に聞こえるのでハマる時、ハマらない時の判断、使い分けは注意したい所。 個人的には声より、やはり楽器に使いたいマイク。

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SHURE BETA57A

BETA 57Aは繊細なアコースティック楽器の音を再現するために設計された高精度なダイナミックマイクロホンです。厳しい条件下でもスーパーカーディオイド指向特性により、ハウリングを抑えて極めて高いゲインを達成し、周囲の音源に対するセパレーションを最大限に実現。

SHURE KSM8

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

発声の押し・引きが良く見える。音数が少ない編成で細かい表現を重要視する時には合いそう。 逆に音数が多くバックが埋まっている中、声をキープして出す事は苦手かも。 ある意味エンジニアの技量がためされそうなマイク。子音のヌケ感は少ないのでサラッとした質感ではない。

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SHURE KSM8

KSM8 Dualdyneカーディオイド・ダイナミック・ボーカルマイクロホンは、ダイナミックマイクでは初のデュアルダイアフラム設計で、驚くほど忠実なボーカル再現と最上級の拡声時のコントロール性を誇るハンドヘルド型のプレミアムマイクロホンです。

SHURE SM58

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

おなじみのSM58。このレビューを見る方の多くは常設の58以外の物を探している方が多数だと思う。 やはり最近の高域ヌケが良いマイクに比べ、いわゆるヌケ感は少ない。しかし、中低域の追従性の良さはしっかりしている。BassのDIにMixするAmp用マイクで使われたりするのも納得。

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SHURE SM58

もし誰かがマイクに向かって歌ったり、喋ったりしているのを見かけたことがあるなら、そのマイクはSM58だった可能性大。ロックスター、ポップアイドル、コメディアン、大統領、ローマ法王…。何世代にもわたり、多くのレジェンドたちが、このアイコニックなマイクグリルを通して永遠の言葉を残しました。世界一流の優れたエンジニアリングと耐久性を兼ね備えたマイクロホンは、これからも伝説のパフォーマンスを次々に生み出すことでしょう。

超定番

TELEFUNKEN M80

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★
個人的に使いたい度:★★★

自分がライブオペレートする場合のファーストチョイス。 中低域の反応速度があり、そこに対する高域もバランス良好。そしてその割には他の音も被りも少なく扱い易い。 声質との相性問題も起こりにくく安心して使える。

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TELEFUNKEN M80

M80はダイナミックマイクでありながらコンデンサーマイク並のパフォーマンスを兼ね備えた非常に優秀なマイクです。 単一指向性でワイドなダイナミックレンジ及び周波数特性を誇ります。ハンドリングノイズを抑えるボディ設計と、ダイアフラムの音色はオープンでワイド、ミックスの中でも埋もれることなく存在感のある音が期待できます。

オススメ

audio-technica AE3300

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:-

コンデンサマイクらしい軽やかさがあり、反応速度も良い。音像がベタッと前に来るタイプではないので自然な音色を重視するアコースティックなど合いそう。超低域の吹かれがあるので、歌い方によってはポップノイズに注意。 使用の際は-10dB側でサウンドチェックを始めると音響サイドとのやり取りもスムーズかと。

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audio-technica AE3300

全世界で大ヒットしたスタジオコンデンサーマイクロホンAT4033aと同等のユニットを搭載。フラットな周波数特性と優れた応答性能を持ち、滑らかで自然な音響特性を実現。微妙なボーカルの表現を実現します。
また、細部のパーツにまで特殊コーティングを施すなど、湿度対策も万全です。

audio-technica AE4100

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★
個人的に使いたい度:-

ダイナミックマイクの中では特徴的な高域。中域もあるのでバランスは良い。逆にオーディオテクニカのAEシリーズの中だと突出した所が無いので、わざわざAE4100を選ぶべき場面が少ないかも。

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audio-technica AE4100

ボーカルはもちろん楽器収音にも対応するフラットな特性。 音源の特性をそのまま伝えるフラットな特性の新型高感度ユニットを採用。ボーカルはもちろん、ギターやドラムなどの楽器収音にも対応。まさしく次世代の定番にふさわしい万能マイクロホンです。

audio-technica AE6100

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★
個人的に使いたい度:★★

AE4100よりさらに特徴的に出てくる高域。個人的には大好きな開放感。高域に耳が行きがちですが低域もしっかりキープしてくれる。ただし歯擦音(サシスセソなど)が強い人や倍音が多い声はトゥー・マッチな時もあり。 ドラムコーラスには絶対に使いたくないマイク。笑(金物の音かぶりが凄い) だが、滑舌の明瞭感が欲しい、歌詞を聞かせたい等、ハマるととても良い。

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audio-technica AE6100

ボーカル専用にチューニングされた抜けの良いサウンド。 高感度の新型ユニットを採用。ボーカル専用にチューニング施した、高音域の立ち上がりが良く輪郭のはっきりしたサウンドは、大音量のバンドサウンドの中でもボーカルの存在感をより際立たせます。

audio-technica PRO31

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

試聴順もあるとは思うのですが、モコモコしてとても聞きづらい・・・ 実際に自分で喋ってみる。ちょっとでも力を抜くと声が消える。うっすらGATEがかかっている様な音。 喋り用だからか?と思ったのですがちょっとマッチする用途が思いつかないです・・・

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audio-technica PRO31

リーズナブルなハンドヘルドマイク。
使用環境を選ばない使いやすさが魅力の単一指向性。
ノイズの少ないスライドタイプON/OFFスイッチ採用。

audio-technica PRO41

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:-

pro31に比べるとモコモコ感は解消されている。 格安でスイッチ付き喋りマイクを探している方だとアリかもしれない。

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audio-technica PRO41

リーズナブルなハンドヘルドマイク。
使用環境を選ばない使いやすさが魅力の単一指向性。
ノイズの少ないスライドタイプON/OFFスイッチ採用。

Sennheiser e945

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:★★★

低域から高域にまでまんべんなく拾ってくれて安心して聞ける音。そして、少しだけ中低域の反応速度が良いので押し出し感もプラスされて楽に歌える、楽にオペレート出来るマイク。 破裂音(パピプペポなど)が強い人で無ければ、相性問題も少なく受け幅の広いマイク。

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Sennheiser e945

指向性の高いスーパーカーディオイド型ダイナミック・ボーカルマイクロホン。細部までパワフルかつ豊かに表現します。ボーカルを際立たせたい時に最適です。ハンドリングノイズを低減。過酷なライヴステージにも安心の100%メタルハウジング。

オススメ

Sennheiser e935

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:-

e945の姉妹機っぽいが、結構音は違う。945より紙っぽいと言うか、MIDを中心としてLow,Hiがロールオフしたナローな音色。945より935の方が良いというパターンを考えてみたがドラムコーラス位しか思いつかないかも。

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Sennheiser e935

なめらかで自然なサウンドを表現するカーディオイド型ダイナミックマイクロホン。過渡応答性に優れ、細部まで音を捉えます。ハンドリングノイズを低減。過酷なライヴステージにも安心の100%メタルハウジング。

NEUMANN KMS 104

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

コンデンサでハイヌケが…などのより、最大の特徴は「中域の音が持続して鳴っている感」 これが活かせるか、活かせないか、がこのマイクを使うか?の判断になると思う。僕ならオケ物のシンガーやバンドなら使わない。対して独唱の場面では他のマイクでは得られないキャラを期待して試してみると思う。

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NEUMANN KMS 104

ステージのボーカルをスタジオクオリティで
Neumann KMS シリーズはスタジオのサウンド品質をステージで実現します。ダイナミック カプセルを使用する通常のステージマイクロフォンとは異なり、KMS シリーズには優れた明瞭度で Neumann のスタジオマイクロフォンを世界中に広めたコンデンサーマイクロフォンカプセルが備わっています。KMS マイクロフォンの周波数特性はダイナミックマイクロフォンよりはるかにスムーズで、トップエンドも軽やかです。

NEUMANN KMS 104 Plus

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

KSM104と大枠は似ているのだが、上で書いた持続的な音が軽減され中域の反応が良くなっている。これでアコースティック編成や音数の少ないオケでの使用に対応出来ると思う。なので、声以外の楽器で中域が埋まってしまっている編成だと、この独特な中域の音色が活かせないのでチョイスからは外れる。

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NEUMANN KMS 104 Plus

KMS 104 plus の特徴は、KMS 104 と比較して、より低域の周波数レスポンスが拡張されています。プロのミュージシャンとの緊密な協力により、広範な実用的なテストができたことで、KMS 104 plus はロックやポップの分野での女性の声の必要条件を満たすべく、特別に最適化されました。

ORB CF3

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:-

ダイナミクスに対しての追従性が高いので細かい譜割りや歌詞は出しやすい。しかし、その分ポップノイズが結構気になる。音の動きが早く感じるので、重さや押し出し感は少なめ。

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ORB CF3

CF-3 (Clear Force Microphone Premium) はクリアかつナチュラルなサウンド、ノイズ感の無いバックグランドと共に、鮮やかかつ解像度の高いサウンドを表現します。 多くの音が混在する中でも、ボーカルの存在感を際立たせることが可能です。

ORB CF3HB

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★★
個人的に使いたい度:★★★

上のCF3に低域の押しを追加した様な音色。低域の量感が増えてもポップノイズは抑えられてるのでコチラの方が好み。オケに混じっても存在感をキープしたまま音の発音の速さもある。ヒューマンビートポックス仕様でHBらしいが普通の歌用にもCF3の無印よりコチラの方がハマると思う。 個人的にかなり期待値大なので、もう一度デモ機を借りて色々な現場でチェックしたいマイク。

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ORB CF3-HB

CF-3 for Human Beatbox (Clear Force Microphone Premium for Human Beatbox) はクリアで抜けの良いサウンド、ノイズ感の無いバックグランドと、低域のアタック感、立ち上がりの良さ、豊富な量感を両立したサウンドを表現する、Human Beatboxの為に開発されたマイクロフォンです。

Audix OM3S

マイクを横にずらすマイクから離れる際の音色キープ度:★★
個人的に使いたい度:-

低域の量感が少ないので、EQの限られたシチュエーションでは外しにくいかも。ハンドリングノイズがとても大きいので手持ちマイクでガンガン動く場合や、アコースティックDUOのシンガーは要注意。

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Audix OM3S

OM3はライブからスタジオまで幅広く使用可能なダイナミック・マイクです。様々な音があふれている環境下でも的確にヴォーカルの声を拾うために最適なセッティングを施したハイパー・カーディオイド・タイプのカートリッジを搭載。50Hzから18kHzまでの幅広い周波数特性とVLMダイヤフラムによりナチュラルで正確なマイキングを実現しました。



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