【2023年版】お勧めマイ・マイクと選び方
ボーカルはもちろん、カラオケやスピーチ用に自分用のマイ・マイクをご利用になる方が増えています。
本記事では、カラオケやリハーサルスタジオへの持ち込みにお勧めのハンドヘルドマイクをご紹介いたします。
この記事を書いた人
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高校からバンドを初めてギターエフェクターを探すうちに機材沼にはまる。その後、作陽音楽短期大学で音楽制作・レコーディングを学び、福山楽器センターへ入社。
映像制作も好きで映像制作・ライブ配信代行も。経験を反映した商品提案、商品説明を心がけています。
WEB担当のため店舗には常駐しておりません。店舗での機材相談をご希望の際は来店予約をお願いいたします。
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目次
マイ・マイクの種類について
マイクにはたくさんの種類があって、選ぶのが大変ですよね。
本記事では手持ちマイクを前提とし、下記の3カテゴリーに分けてご紹介をさせて頂きます。
- ワイヤレスマイク
- ダイナミックマイク(ワイヤード)
- コンデンサーマイク(ワイヤード)
初めに欲しいマイクのカテゴリーを決めて、そのカテゴリーの中から製品をお選び頂くことをお勧めいたします。
ちなみに、ワイヤレスマイクにも、ダイナミックマイク型とコンデンサー型の2種類がありますが、選びやすさの観点から上記に3つに分類しました。
カテゴリーすら何を選んだら良いか分からないんですが・・・
そうですよね。ざっと特徴をご紹介させて頂きます。
メリット | デメリット | 予算感 | |
ワイヤレスマイク | ケーブルが邪魔にならない | 受信機も必要。電波の混信等にも注意が必要 | 1セット 30,000円~ |
ダイナミックマイク | 比較的安価 | マイクと口との距離が離れすぎると音量が稼げない | 1本 2,000円~ |
コンデンサーマイク | 豊かな音質 優れた感度 | 特殊な電源供給が必要となる。ハウリングも起きやすい | 1本 15,000円~ |
マイ・マイクとして扱い易いのはダイナミックマイク(ワイヤード)です。
コンデンサーマイクの方が音が良いってイメージですが、実際どうなんですか?
コンデンサーマイクの方が豊かな傾向にありますが、一概に「良い音」となるとは限りません。
と言うと?
声質や曲との相性があります。豊かな音を求めているなら、コンデンサーマイクが良いと思います。
カラオケボックスへの持ち込みには、色々と注意点がありますが、一番は気持ちよく歌えることなので、一手間かけてでも合ったマイクをお選び頂くことをお勧めいたします。
ロック系のバンドにはダイナミックマイクの方が良いですかね~
そうですね。個人的にはSHURE BETA58等のダイナミックマイクの方がしっくりきますが、
ロック系でもNEUMANN KMS104(コンデンサーマイク)を愛用されている方もいらっしゃいます。一番はしっくりときたマイクをお選び頂くことですね。
本記事ではサンプル音源のご紹介もさせて頂いております。音を聞くとより分かりやすいと思います。
ワイヤレスマイクの選びかた
ワイヤレスマイクをマイ・マイクとして使用する場合、
マイクだけでなくワイヤレス受信機も必要となります。
※ワイヤレスマイクだけでは機能しません。
受信機を加味したご予算をお決め頂き、趣向にあった製品をお選び頂ければと存じます。
接続方法
ワイヤレスマイクをマイ・マイクをして使用する場合、ワイヤレス受信機を音響機器に接続します。
機器にあった接続用ケーブルが必要となります。
接続先機器の「マイク入力端子」に合わせてケーブルをご用意頂ければ、ほとんどの音響機器に繋いで使用できます。
CHECK!
ライブハウスやホール、カラオケボックスでワイヤレスマイクを使う場合、既存のワイヤレスマイクと干渉する可能性があります。
事前にワイヤレスマイクを持ち込んでも問題が無いか会場側にご確認頂くことをお勧め致します。
スタッフ お勧めワイヤレスマイク
ゼンハイザー ワイヤレスマイク 定番 945ヘッド EW500 【ボーカルに】 ボーカルにお勧めのゼンハイザー945ヘッド付のワイヤレスシステム。935に比べ指向性が狭く、音被りが少ないのがメリット。メインボーカルにお勧め。 販売価格207,900円 |
SOUND PURE ワイヤレスマイク1本セット SPH80112-SINGLE SOUNDPURE(サウンドピュア)のワイヤレスマイク1本セット 販売価格39,050円 |
ダイナミックマイクの選びかた
ダイナミックマイクも同様に、
接続先に合ったマイクケーブルが必要となります。
ほとんどのマイクは、ケーブルの着脱ができます。
ケーブルが接続先に合わなかったとしても、
ケーブルを買い換えることで接続可能となります。
スタッフ お勧めダイナミックマイク
コンデンサーマイクの選びかた
コンデンサーマイクは、電源が必要なマイクです。
電池駆動式のマイクを除き、マイクケーブル経由で電源を送る”ファンタム電源”が必要となります。
ファンタム電源は、多くのプロ用音響機器やオーディオインターフェイスに搭載されています。
ファンタム電源機能の無い機器へコンデンサーマイクを繋ぐなら、別途、ファンタムパワーサプライが必要となります。
スタッフ お勧めコンデンサーマイク
サンプル音源
2020年に地元のライブハウス”福山cable”にて、サンプル音源の収録と、レビューをして貰いました。
結局の所、音で判断するのが一番なので、ぜひ下記の記事をご参考にして頂ければと思います。