【楽器の豆知識】楽器の王様とも言われているピアノの音の出方について・・・♪
春も深まり、のどかで過ごしやすい日が続く中
皆様はどのようにお過ごしですか?🌸
私は花粉症なので毎日くしゃみが止まりません🤧
ところでピアノって皆さんご存知ですよね!
学校で音楽の時間や行事でピアノ伴奏に合わせて歌ったり
ピアノ教室に通ったり、etc.
小さいころから身近な楽器だと思いますが
どんな風にして音が出ているかご存じですか?🤔
今日は「楽器の王様」とも言われている
ピアノの音の出方についてお話します😊
ピアノは鍵盤楽器と一般的に言われますが
弦楽器と打楽器の要素を持ち合わせています!
ピアノは弦をハンマーで叩くことで音が出ています🎹
弦?ハンマー!?叩く!!!
これらの言葉からは
音がどうやって出ているか想像しにくいと思いますが
ピアノの中を覗いてみると、、なるほど!!!
たくさんの弦が張られていて
それをハンマーで打って音が出る仕組みになっています😊
打つ音は小さいので
駒というパーツで弦の振動を響板へ伝え
響板が空気を振動させて大きな響きになり
ピアノ全体が鳴っています😊♪
鍵盤数は88鍵盤!
ということは弦も鍵盤数と同じ88本と単純に思ってしまいますが
1台のピアノに約230本!!の弦が張られています😲
音を豊かに、より深く響くようにと
中音域と高音域は1つの鍵盤に対して3本
低音域は3本、2本、1本、と
音が低くなるにつれ、張られている弦数が減っていきます!
グランドピアノは奥行き長く弦が床に水平に張られています!
ハンマーは上下に動くので自然な力(重力)で元の位置に戻ります!
また、元の位置に戻りきらなくても
次の打鍵ができるので1秒間に約14回音を鳴らすことができるそうです😊
対して、アップライトピアノは省スペースでも楽しめるように
イメージとしてはグランドピアノを立てた感じ!?
で弦は床に垂直に張られています!
ハンマーは前後に動き
それを戻すためにはバネの力が必要になってきます!
グランドピアノのように自然な動きができないため
1秒間に鳴らせる音は約7回とグランドピアノの半分くらいに、、、
同じピアノでも構造が違うと、こんなにも違うんですね~🤔
パーツの数もグランドピアノは約1万個
アップライトピアノは約8千個あるそうです!
音域も広く演奏目的だけでなく
作曲などにも広く用いられているピアノ🎹
鍵盤を押さえるだけで簡単に誰でも音を出すことができ
鍛錬を積まれたピアニストの方々の繊細かつ
大胆な指先のタッチで豊かな音楽表現もできる♪
ささやくようなピアニシモから嵐のようなフォルテシモまで!
多様な音色や表現力の高さ!
楽器の王様と呼ばれる所以がよくわかります😊✨