野外フェスにコンパクトラインアレイシステム Wharfedale Pro WLA-25

広島県神石郡の「神石高原ティアガルテン」で開催された野外音楽フェス「BINGO FES2024」のPAを担当しました。

ここでは楽器店らしく、機材紹介をメインにお届け致します。野外フェス機材の参考になりましたら幸いです。

FOHはWharfedale Pro WLA25を使用

会場はすり鉢状でステージが下方にある現場でした。

野外なので音抜けが心配でしたが、むしろ反響がありラインアレイシステムは必須と感じました。

下見の結果、メインスピーカーはWharfedale Pro WLA25を2/1対向が最善という判断に。

本番では下記のようにセッティングしました。

野外フェスとしては超小ぶりな構成ですが、飲食・小売・体験ブースも隣接していたので、
隣接ブースへ配慮してあえてコンパクトなラインアレイシステムを選定しました。

  • 電源(1系統20Aのみ)
  • 搬入(ハイエース1台)
  • 音量制限
  • ポールマウント

上記4つの条件下ではベターな選択肢だったと思います。

気になる音量に関してですが、

当社もステージ200m先に小売りブースを出店していたのですが、
200m先でも会話がギリギリなレベルだったそうです。(汗)

ステージ前方200mの位置に小売・体験ブースが立ち並ぶ

舞台照明はLED Power Party Barが大活躍

電源確保の問題から簡易照明のLED Power Party Barを採用しました。

消費電力は60W!LED最高ですね~

内蔵マイク自動制御モードで、運用も楽々。

置くだけでこんなに良い感じになります。

まとめ

限られた予算・限られた電源環境下では、
あえてコンパクトなラインアレイシステムを選定する。

制限の中で最高のパフォーマンスを探る面白い体験となりました。

この経験は次の現場、そして販売にも必ず生きると確信しています。

ライブ・ステージ機材のご相談はぜひ、福山楽器センターまで!

この記事を書いた人

猶崎 恵太
猶崎 恵太通販事業部 デジタル・PA営業担当
高校からバンドを初めてギターエフェクターを探すうちに機材沼にはまる。その後、作陽音楽短期大学で音楽制作・レコーディングを学び、福山楽器センターへ入社。
映像制作も好きで映像制作・ライブ配信代行も。経験を反映した商品提案、商品説明を心がけています。
WEB担当のため店舗には常駐しておりません。店舗での機材相談をご希望の際は来店予約をお願いいたします。

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