意外と知らない!?ピアノ椅子の選び方解説⁂

はじめに😊

本特集では、意外と知られてない 練習におけるピアノ椅子の重要性 や
ピアノ椅子の選び方 について解説させて頂きます✨

ご購入の際に参考にして頂けると幸いです(^^♪


“正しい姿勢”で演奏できていないと、

正しく力が伝わらず練習の効果が半減してしまったり、
変な癖がついてしまう等のリスクがあるからです😢


ピアノ椅子を選ぶ上で重要なのは、

正しい姿勢で練習できるピアノ椅子を選択することになります。

正しい姿勢について

【正しい姿勢】とはいったいどんな状態の事なのでしょうか??

簡単に説明すると、椅子の高さが

浅く腰かけた際に、ひじの角度が90度前後・手首と腕がほぼ直線になる様な高さ

となる状態の時に、正しい姿勢を保つことが出来ます😊

理想的な椅子の高さについて図で解説しているので

添付画像をご確認下さい⁂

【1】でピアノ椅子を選択するうえで大切な事(正しい姿勢)について解説させて頂きました😊

それを踏まえて、ピアノ椅子を選択する際に重要なポイントが5つあります✨

ご紹介する5つのポイント😊

  • ①高さを細かく調節でき、一目で分かるものを選ぶ❕
  • ②適度なクッション性のものを選ぶ❕
  • ③安定性の高いものを選ぶ❕
  • ④用途に合った種類のピアノ椅子を選ぶ❕
  • その他必要な機能を確認する❕

それぞれ詳しく説明していきます▼▼▼

①高さを細かく調節でき、一目で分かるものを選ぶ❕

正しい姿勢の他に 高さ調節の方法もチェック✅が必要です✨

 

ラック式(段階式)

背もたれタイプや折りたたみタイプに多く用いられます😊

ダイヤル式

ベンチタイプに多く用いられます😊

⚡注意⚡

ガスや油圧式は、便利ですが、定期的に保守が必要で、
怠るとガスが抜けたり油圧が効かなくなります😢
故障の頻度もラック式やねじ式よりも多いので、
当店ではお勧め致しておりません🙇

ピアノ椅子の高さについて

ピアノ椅子の高さは

  • お子様の身長
  • ピアノの鍵盤の高さ

によって適当な高さが異なります!

ご注意ください⚡

① ピアノの鍵盤の高さは、一般的には機種が違っていても

 同じ高さになるよう製造されておりますがピアノの設置方法によって

 鍵盤の高さが変わりますので、注意が必要です⚡⚡

②ご自宅で決めた椅子の高さは、
 ほかの場所で同じ高さに調整しても適当であるとは限りません😢

 ピアノの鍵盤の高さが変わる具体例は、
 ピアノ補助ペダルの特集でご紹介しております😊

 ▼詳しくはこちらをご覧ください

ピアノ椅子の高さは、必ずしも最適な高さに調整できるとは限りません😢
例えば、身長110cm以下のお子様の場合、

一般的な椅子の最高の高さ(53cm)では低すぎます💧

  • 角型ネジ式昇降タイプの椅子の平均的な最高の高さは約53cmです。
  • 背付き椅子(トムソン椅子)の平均的な最高の高さは約55cmです。

※参考※

椅子や補助ペダルの1cmの高さは、身長に直すと2~3cm分に相当します。

残念ながら、100cm以下のお子様に丁度良い高さに

調整いただける椅子はございません😢

小さなお子様には可能な限り高く調整できる

椅子をお求めいただくことをお勧めいたします✨

②適度なクッション性のものを選ぼう

ピアノ椅子は、クッション性がありつつ

適度な張りや硬さがあるものが理想的です✨

××クッション性=柔らかすぎるのはNG××

柔らかい椅子は座り心地はよいですが、ピアノを弾くときには

 指先に力が伝わりにくくなることもある💧

その為柔らかすぎると逆に練習中に疲れてしまう原因にもなります😢

■ コンサートタイプ

■ 一般的な新高低タイプ

座面のクッションが分厚いので

ふわっとして見えますが

数時間連続または体を激しく動かして

表現しながら演奏する場合に

耐えられる様、動きにしっかり反発

する様に硬く作られていて

まさに【コンサート仕様】

と言えます😊✨

長時間練習される方には

コンサートタイプか 背付き椅子の様に

硬めの座面がオススメです🎵

1回1時間程度の練習に向く

【練習に使用するタイプ】です✨

座面の素材について💡

布、合皮、本革と様々ございますが、

一般的には合皮の椅子が大半を占めます✨


日本の合皮は、本革より耐久性に優れていると言われておりますが

すべてにおいてというわけではございません😢


合皮にも優劣がございますが、合皮は固く絞った布巾で

座面を直接拭いても問題ございませんので、全般的にお手入れが楽です💛

③安定性の高いものを選ぼう

ピアノを演奏する際は、強弱に合わせて大きく身体を動かしたり

体重を移動することがあります🎹🎵


その身体の動きにに耐えられる

安定性のあるものを選んで頂くことが重要です✨

具体的にはどんなもの??💡

重さがあり安定感のあるものを選ぶ❕

 椅子の重量が約7kg以上のものを目安にすると良い◎

【デメリット】重い椅子は移動しにくく、持ち運びや収納、

       部屋のレイアウト変更時などには不便

軽い椅子がほしい場合、できるだけ脚がしっかりしたものを選ぶとよい◎

 【デメリット】脚の安定感は見た目だけではわかりにくいので

        事前にレビューチェック✅すると安心です😊

※安全面の耐久テストについて

明確に耐久テストを行っているのは、

イトマサの椅子です😊


それ以外の椅子で耐久テストを

行っている事実は、当店では把握しておりませんが
甲南や吉澤から発売されている椅子で、
過去当店で取扱いのある椅子に関しましては
お客様がお怪我をされるような

事故の報告はございません😊🎵

⚡ご注意ください⚡

高く調整いただける椅子でも、

安全面に不安がある機種をお選びにならない様、ご注意ください。

特に発売元が明確でない椅子の場合は、注意が必要です。

2025年現在、角形ネジ式昇降タイプの椅子
(新高低ピアノ椅子)は、1万5千円が
リーズナブルな価格帯です😊


電子ピアノ椅子のように座面にボタンがついていないとか、
サイズが小さいタイプは1万円弱の椅子もございますが
ピアノ椅子で1万円未満の椅子は、十中八九安全テストは
行われておりませんので安全とは申し上げ難いです
😢

新高低タイプの椅子は、様々なものが流通していますが

仕上げがきれいに見えても耐久性に問題が生じるケースが

増えているようです😢😢

⚡安い価格のピアノ椅子⚡

安い価格のピアノ椅子の商品プレビューを見ると

色々な問題が生じている様です💧

新高低タイプは組みたて式になりますので

脚部と座面を組み立てます✨

多くの場合 左の図のように

脚部についているボルトを

座部の金具にとおしてナットで固定する方法です🎵

■【脚部と座部の接合部に関する問題】⚡

  • ナットがすぐに緩み足がぐらぐらする
  • 締めすぎると脚部のネジが抜ける。

■【座面に関する問題】

  • ふわふわ柔らかすぎると思ったら板が割れていた
  • ボタンが取れていた

などです😢ボタンが取れる事は日本製の椅子にもあることですが

座面の底板が割れたり、ボトルが脚部から抜けたり

すぐにナットが緩むのは危険です⚡

万が一のことを考慮して、

  • 【販売店がお客様の対応をきちんとできる店であるか】
  • 【発売元が明確であるか】

▲を、事前に調査しておくと安心です✨

④用途に合った種類のピアノ椅子を選ぶ!

ピアノ椅子は様々な種類がありますが、大きなくくりとして

【背付きタイプ】

【新高低タイプ】

【コンサートタイプ】

の3つにわけられます。

それぞれの特徴を知り、使い方や優先したいポイントに合わせて

選ぶことが大切です✨

★背付きタイプ

ピアノ椅子の代表的な形状として知られていて

別名トムソン椅子とも呼ばれている背付きタイプ✨

出来るだけ長く使いたい場合にお勧めです♪

💕メリット

■重量があるので安定感があり作りも丈夫

■子供から大人まで長く使用できる

■背もたれがあるので後ろに倒れにくく お子様にも安心

■演奏中、前に重心をかけても背もたれがあることにより椅子が浮きにくい

■高さ調節が簡単で体格問わず誰でも使いやすい

💧デメリット

■価格が少し高め

■細かい高さの調節が難しい

※機種によってロックの仕方が異なるので

操作が難しいと言われる事が多いです😢

★新高低タイプ(ベンチタイプ)

背もたれがついていないベンチタイプの椅子は 細かい高さ調節を

必要としている場合にお勧めのタイプです✨

💕メリット

■ダイヤルを回して調節するものが主流で細かい高さ調節が可能なため

 自分にぴったりの高さに合わせてご使用頂けます

■安価なものも多い

💧デメリット

■背もたれタイプより高さを目視しづらい

■安すぎるものは軽量で高度な演奏をする際には安定感に欠ける事がある

★コンサートタイプ

✨他の椅子との大きな違い

■座面の分厚さ(重量)が違います。

※激しい演奏を行うコンサートでは、座面が薄く重量が軽い椅子の場合

 体重移動の度に昇降金具で異音(雑音)が発生し演奏中致命的な問題になります😢

コンサートタイプは座面が厚く重量も重いので異音が発生しにくいです✨

⑤その他必要な機能を確認する❕

収納スペース付きの椅子は楽譜や小物の保管に便利です😊💕

楽譜やメトロノームなどの小物をすっきり片付けたい場合は

収納スペース付きの椅子を検討してみると良いと思います✨

座面が開く設計で、中に小物などを収納できます😊💕

❕ご購入前の注意点❕

高さのあるものを入れたい場合は

 収納スペースの深さを事前にチェック✅しておくと安心です🎵

収納スペースがあるぶん、座面をあまり低くできない傾向があります😢

 身長が高めの方で座面を低めにして弾くことが多い場合は、

 調節できる高さを事前にしっかり確認してから選ぶと良いです✨

当店の各ショッピングモールでは ご自身に合う商品を

お選び頂きやすい様に、本特集内容と、比較表を公開しています✨

ご購入の際にご参考にして頂けると幸いです😊

商品について何かご不明点やご相談がございましたらお気軽にお問合せ下さい⁂

✉アドレス:info@merry-net.co.jp

福山楽器センター(楽器のことならメリーネット)宛

上記メールアドレスにお問合せ内容を入力して

送信して下さい😊

■電話でお問合せ📞

📞番号:084-924-5331

※定休日:毎週木曜日

※営業時間:10:00~19:00


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